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15 木造十一面観世音菩薩立像(もくぞうじゅいちめんかんぜおんぼさつりゅうぞう)                1()
木造十一面観世音菩薩立像


・町指定第22号 彫刻
・所在地:八千代町八町
・管理者:新長谷寺
・年代等:鎌倉時代末〜南北朝時代
・平成5年8月25日指定

 本像は、新長谷寺の本尊の御前立仏である。
 檜材を用いた寄木造で、像高102cmの像である。
  頭上の化仏は宝冠によって隠されてしまうにもかかわらず、小さな面の細部まで省略されずに丁寧に彫刻されている。宝冠は銅製の透かし彫りで、正面上部に宝珠をつけ、下部には菊花、左右には蓮華が透かし彫りされている。
  手足ともすべての指に関節線が刻まれ、各爪の三日月まで明瞭に示されている。右手の掌には、知能線・生命線・感情線まで刻まれている。
  非常に写実的かつ精緻な造りで、本尊とあまり年代が離れない時期の作品である。










16 木造不動明王坐像(もくぞうふどうみょうおうざぞう)                     1()


・町指定第23号 彫刻
・所在地:八千代町川尻
・管理者:川尻行政区
・年代等:室町〜戦国時代
・平成5年8月25日指定

 本像は赤松山持宝寺不動院の本尊で、不動堂内に安置されている。檜材を用いた寄せ木造りで、火焔光背を持つ像高64cmの坐像である。
 寺伝によると、観応の擾乱(1350〜52)で敗者となった赤松祐弁が、下総国に落ちのびた時に持参した念持仏であると伝えられている。
 像は、迫力ある忿怒形をしており、細部にわたるまで写実的に彫刻されている。製作当時は天地眼であったのを、後世に正眼に直したもののようである。頭髪の巻きが深く、鼻が高く、耳たぶが強く後方に張り、胸部や腹部も充実している。
 像の内刳り部には、天正17年(1589)の記録が残されており、製作年代は室町時代から戦国時代と推定される。
 本像は、平成15年に保存修理が行われた。

不動明王座像

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